ECサイトの運営やマーケティング、セールスコピーやWeb集客に携わっている自分としては興味深い記事が2/26の朝刊9面に掲載されていました。
出典:読売新聞(2021/02/25 20:35)
こういうオンラインフォーラムは、視点が狭くなっているのを助けてくれるのでキャッチアップしておきたい内容です。
というのも、Webを使った販売や集客を実施すると、どうしても「広告=ネット」のように考えてしまいがち。視野が狭くなると「おいしい市場」を見過ごす可能性が出てきます。今回の新聞記事に掲載されている内容を見ると「そうだろうな」と思えますが、自分だけで考えていると見逃してしまうこともあります。例えば次のような発言は頭をリセットしてくれるのに役立ちます。
デジタルに慣れ親しんだ若年層ほど紙媒体が強い
地方や高年齢層にはチラシに強みがある
この発言から読み取れるのは、年齢だけで判断しチラシやネット広告を選ぶのではなく、「どういったライフスタイルを送っているのかに注目する必要があるのではないか」という視点を思い出させてくれます。
記事の結論としては「チラシとネット広告を特性に合わせて使い分けることが効果の最大化につながる」ということですが、これは経験からも間違いありません。またチラシやネット広告の効果を最大化するなら、次の3つが大切だと言われています。
- ターゲット設定
- ターゲットへ伝えるメッセージ
- どのような場所(メディア)へメッセージを出すのか
この3つが重なり合う部分を見つけることが大切だということです。
そして、販促効果を最大化するなら広告で興味を持ってもらった後、どのような方法で行動を起こしてもらうのかも考えないといけないです。例えば次のように考える必要が出てきます。
- LINEでのやりとり
- 問い合わせフォーム
- 電話やFAXでコミュニケーション
支払方法も、例えばこんな風に考えて準備することが大切です。
- クレジットカードや〇〇Pay
- 代引きや振込
- コンビニ決済
- paypal
ターゲットの生活様式から使い慣れている(ストレスの少ない方法、好意があるもの、自尊心を高めてくれること、承認欲求を満たしてくれること)をイメージし、チラシやネット広告と併用することで興味を持ってもらい、カゴ落ちさせずに決済まで進んでもらえる流れや仕組みを作ることができます。
今回の新聞記事は自分一人で考えていると狭くなりがちな視点や、正しいと思い込んでしまう頭をリセットしてくれるのに役立つと思います。